【薬剤師監修】薬を野菜ジュース・青汁で飲んでいい?ワルファリンと青汁・注意したい薬

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  • ✔ 本記事は、PMDA・日本製薬工業協会・説明書に基づき、監修者が内容の正確性と安全性を確認しています。

 

📋 この記事の結論
✔ 薬は約200mLの水かぬるま湯で飲むことを前提に作られている。野菜ジュースや青汁で飲まない
✔ ワルファリンを飲んでいる人は、ビタミンKの多い青汁・クロレラ・納豆は控えるよう指導される。時間をずらしても避けられない(PMDA)
✔ 一部の抗菌薬や骨粗しょう症の薬は、カルシウムなどのミネラルで吸収が下がる
✔ 腎臓の働きが落ちている人は、野菜ジュースのカリウムに注意が必要なことがある
✔ 飲み続けたいときは、お薬手帳を見せて医師・薬剤師に相談

 

「健康によさそうだから」「水が手元になかったから」と、薬を野菜ジュースや青汁で飲んだことはありませんか。

この記事では、日本製薬工業協会、PMDA(医薬品医療機器総合機構)、厚生労働省と日本薬剤師会の資料、添付文書をもとに、薬と野菜ジュース・青汁の飲み合わせを整理します。

 

薬は水かぬるま湯で飲むのが前提

日本製薬工業協会は、飲み薬は約200ccの水か白湯で飲むことを前提に作られていて、水が少ないと薬が十分に溶けず、効果が出にくくなることがあるとしています。野菜ジュースや青汁で飲むのではなく、水かぬるま湯で飲みましょう。

👉 お茶・牛乳・コーヒーなど、薬と飲み物の基本はこちら

 

ワルファリンと青汁・クロレラ・納豆

PMDAのくすりQ&Aでは、次のように説明されています。

  • ワルファリンは、ビタミンKの働きを妨げて血液を固まりにくくし、血栓を防ぐ薬
  • 青汁、クロレラ、納豆はビタミンKを多く含み、ワルファリンの効果を弱めるため、摂取を控えるよう指導される
  • 影響は数日間続くため、間隔をあけても食べられない(納豆)
  • ビタミンKの多い緑葉野菜を大量に食べ続けることも控える

 

⚠️ ワルファリンを飲んでいる人へ
青汁やクロレラ、ビタミンKを含むサプリメントを始めたいときは、必ず先に主治医か薬剤師に相談してください。自己判断で始めたり、急にやめたりしないでください。

 

ミネラルで吸収が下がる薬

野菜ジュースや牛乳などに含まれるカルシウム・マグネシウムなどのミネラルは、一部の薬とくっついて、吸収を下げることがあります。

  • 一部の抗菌薬:シプロフロキサシン(シプロキサン)の添付文書では、カルシウムを多く含む飲料(牛乳など)と空腹時に同時に飲むと吸収が下がり、効果が弱まるおそれがあるとされています
  • 骨粗しょう症の薬の一部(ビスホスホネート製剤):起床時に約180mLの水で飲み、ミネラルウォーターや食べ物と一緒にしないことになっています

住友ファーマは、影響が心配な食品は薬と2時間以上の間隔をあけるよう案内しています。自分の薬が当てはまるかは、薬剤師に確認しましょう。

 

腎臓の病気がある人はカリウムに注意

国立病院機構熊本医療センターの資料では、野菜ジュースやトマトジュースにはカリウムが多く含まれていること、腎臓の働きが落ちるとカリウムが体にたまりやすくなり、高カリウム血症は不整脈の原因になりうることが説明されています。また、腎臓を保護するために処方される薬にも、カリウムを上げる作用があるものがあるとしています。

腎臓の病気がある人、カリウムの値に注意するよう言われている人は、野菜ジュースを習慣にする前に主治医に相談してください。

 

グレープフルーツジュース入りの野菜・果物ジュースにも注意

グレープフルーツは、血圧の薬(カルシウム拮抗薬)など一部の薬を効きすぎさせることがあり、影響は2〜3日続くことがあります(PMDA)。ミックスジュースを飲むときは、原材料も確認しましょう。

 

野菜ジュース・青汁と上手に付き合うには

  • 薬は水かぬるま湯で飲む
  • ワルファリンを飲んでいる人は、青汁・クロレラは控え、主治医に相談
  • 抗菌薬などを飲んでいる間は、影響が心配な飲み物と時間をあける
  • 腎臓の病気がある人は、カリウムについて主治医に相談
  • サプリメントや健康食品もお薬手帳に書いて、医師・薬剤師に伝える(厚生労働省・日本薬剤師会)

👉 サプリメントと処方薬の飲み合わせはこちら

 

まとめ

  • 薬は約200mLの水かぬるま湯で飲むのが前提
  • ワルファリンと青汁・クロレラ・納豆は、時間をずらしても避けられない
  • 一部の抗菌薬・骨粗しょう症の薬はミネラルで吸収が下がる
  • 腎臓の病気がある人は、野菜ジュースのカリウムに注意
  • 迷ったら、お薬手帳を見せて医師・薬剤師に相談

 

参照元

 


【重要:免責事項とお願い】

この記事は薬剤師である監修者の知見に基づき、一般的な情報提供を目的として作成されています。

特定の症状や疾患の診断・治療を意図したものではありません。

個別の健康状態、薬剤の増量・減量、治療法については、必ず服用されている薬の主治医または薬剤師にご相談ください。
(※特に処方薬に関するアドバイスは、必ずお薬をもらった調剤薬局の薬剤師にご確認ください。)

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