【薬剤師監修】湿布とロキソニンの飲み薬は一緒に使っていい?同じ成分の重複と湿布の枚数の上限

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  • ✔ 本記事は、添付文書・第一三共ヘルスケアQ&Aに基づき、監修者が内容の正確性と安全性を確認しています。

 

📋 この記事の結論
✔ ロキソプロフェンの湿布(ロキソニンSテープなど)と飲み薬(ロキソニンSなど)は、同じ成分を重ねて使うことになる
✔ 添付文書の「してはいけないこと」にあるのは、湿布どうし・飲み薬どうしの組み合わせ。湿布と飲み薬を一緒に使いたいときは、先に薬剤師に相談
✔ 湿布の枚数の上限を守る(ロキソニンSテープは1日4枚、テープLは1日2枚まで)
✔ 解熱鎮痛薬などでぜんそくを起こしたことがある人は、湿布も使えない

 

腰に湿布を貼っているときに頭痛や熱が出て、「ロキソニンの飲み薬も使って大丈夫?」と迷う方は多いと思います。

この記事では、ロキソニンSシリーズの添付文書とメーカーのQ&Aをもとに、湿布と飲み薬を一緒に使うときの考え方と注意点を整理します。

 

湿布の成分も体の中に入る

湿布の成分は、皮膚から吸収されて痛む部分に届きます。血液中に入る量は飲み薬より少ないとされていますが、ゼロではなく、貼る枚数や範囲が増えるほど増えます。

そのため、湿布と飲み薬で同じ成分(ロキソプロフェン)を使うと、胃腸や腎臓への負担が重なるおそれがあります。

 

添付文書ではどうなっている?

製品 一緒に使わないこと(してはいけないこと)
ロキソニンSテープL(湿布) ほかの外用鎮痛消炎薬(湿布・塗り薬)と同時に使わない
ロキソニンS(飲み薬) ほかの解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬を飲まない

出典:各製品の添付文書、第一三共ヘルスケア Q&A

湿布と飲み薬の組み合わせそのものは「してはいけないこと」に挙げられていませんが、同じ成分を重ねることになるため、自己判断でセットで使い続けるのはおすすめできません。一緒に使いたいときは、症状と使っている薬を薬剤師に伝えて相談してください。

 

湿布は何枚まで?

製品 1日に使える枚数(全身で)
ロキソニンSテープ 4枚まで
ロキソニンSテープL 2枚まで
ロキソニンSテープmini 8枚まで

出典:第一三共ヘルスケア Q&A

いくつもの場所が痛くても、1日の上限を超えて貼らないでください。ロキソニンSテープLは、5〜6日使っても良くならなければ使用をやめて相談し、2週間以上続けて使わないことになっています。

👉 湿布の選び方・成分の違いはこちら

 

成分が違う飲み薬なら?

頭痛や発熱に、ロキソプロフェンとは別の成分の飲み薬(アセトアミノフェンなど)を使う方法もあります。アセトアミノフェンは解熱鎮痛薬ですが、ロキソプロフェンとは働き方が違う成分です。

ただし、アセトアミノフェンにも1日の量や飲んではいけない人の決まりがあります。持病がある方やほかに薬を飲んでいる方は、購入時に薬剤師に相談してください。

👉 カロナールとアセトアミノフェンの違い・市販薬はこちら

 

ぜんそくを起こしたことがある方

⚠️ 湿布も使えません
ロキソニンSテープLの添付文書では、本剤やほかの解熱鎮痛薬・かぜ薬などでぜんそくを起こしたことがある人は使用しないこととされています。飲み薬だけでなく、湿布や塗り薬でも注意が必要です。

 

高齢の方・持病のある方

高齢の方、胃が弱い方、腎臓の病気がある方が、湿布と飲み薬を毎日続けるのは避けてください。痛みが長引く場合は、自己判断で市販薬を続けるより、医療機関で原因を調べてもらいましょう。

 

受診を優先すべき症状

⚠️ 次の場合は医療機関へ

  • 湿布や飲み薬を決められた期間使っても痛みが良くならない、悪化している
  • しびれや力が入らない症状を伴う
  • 強い腫れ・変形がある
  • 胃の痛み・黒い便など、胃腸の不調が出た

👉 ロキソニンの効き始めの時間・服用間隔はこちら

 

まとめ

  • ロキソプロフェンの湿布と飲み薬は、同じ成分を重ねて使うことになる
  • 「してはいけない」のは湿布どうし・飲み薬どうし。湿布+飲み薬は薬剤師に相談してから
  • 湿布の1日の枚数の上限を守る
  • ぜんそくを起こしたことがある人は、湿布も使えない
  • 良くならない・しびれ・胃腸の不調があるときは受診を

 

参照元

 


【重要:免責事項とお願い】

この記事は薬剤師である監修者の知見に基づき、一般的な情報提供を目的として作成されています。

特定の症状や疾患の診断・治療を意図したものではありません。

個別の健康状態、薬剤の増量・減量、治療法については、必ず服用されている薬の主治医または薬剤師にご相談ください。
(※特に処方薬に関するアドバイスは、必ずお薬をもらった調剤薬局の薬剤師にご確認ください。)

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