【薬剤師監修】バファリンの種類と成分の違い|A・プレミアム・DXクイック⁺・ルナi・ルナJ・小児用を比較

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  • ✔ 本記事は、各製品の添付文書・ライオン公式情報に基づき、監修者が内容の正確性と安全性を確認しています。

 

📋 この記事の結論
✔ 「バファリン」はライオンの解熱鎮痛薬のブランド名で、製品ごとに主成分が違う
✔ バファリンA=アスピリン/プレミアム・プレミアムDXクイック⁺・ルナi=イブプロフェン+アセトアミノフェン/ルナJ・小児用バファリンCII=アセトアミノフェン
✔ 15歳未満が飲めるのはルナJ(7歳以上)と小児用バファリンCII(3歳以上)。ほかは15歳以上
✔ 眠くなる成分(アリルイソプロピルアセチル尿素)が入っているのはプレミアム。服用後は車の運転をしない
✔ ロキソプロフェン配合の「バファリンEX」は製造終了

 

「バファリンを買おう」とドラッグストアの棚を見ると、バファリンA・プレミアム・ルナi・ルナJ・小児用など、似た名前の製品が並んでいます。
同じ「バファリン」でも、製品によって主成分・飲める年齢・眠くなる成分の有無が違います。

この記事では、各製品の添付文書とライオン公式の情報をもとに、成分の違いと選び方を整理します。

 

この記事に関連する市販薬・アイテム

バファリンシリーズの成分比較

製品名 主な成分(1回量あたり) カフェイン 眠くなる成分 飲める年齢
バファリンA アスピリン660mg、合成ヒドロタルサイト200mg(2錠) なし なし 15歳以上
バファリンプレミアム イブプロフェン130mg、アセトアミノフェン130mg、アリルイソプロピルアセチル尿素60mg、無水カフェイン80mg、乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg(2錠) あり あり 15歳以上
バファリンプレミアムDXクイック⁺ イブプロフェン160mg、アセトアミノフェン160mg、無水カフェイン50mg、乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg(2錠) あり なし 15歳以上
バファリンルナi イブプロフェン130mg、アセトアミノフェン130mg、無水カフェイン80mg、乾燥水酸化アルミニウムゲル70mg(2錠) あり なし 15歳以上
バファリンルナJ アセトアミノフェン100mg(1錠)※かみ砕くか口の中で溶かして飲むチュアブル錠 なし なし 7歳以上(7〜10歳1錠、11〜14歳2錠、15歳以上3錠)
小児用バファリンCII アセトアミノフェン33mg(1錠) なし なし 3歳以上15歳未満(年齢別に3〜6錠)

出典:各製品の添付文書・ライオン公式製品情報

💡 薬局での現場から:「子どもにバファリンを飲ませてもいい?」と聞かれたら、必ず「どのバファリンですか?」と聞き返します。同じ名前でも中身が違うので、パッケージの成分表示と「用法・用量」の年齢欄を確認してください。

 

目的別|バファリンの選び方

こんなとき 候補 理由(添付文書・公式情報)
3〜6歳の子ども 小児用バファリンCII 3歳から飲めるアセトアミノフェン単一成分
7〜14歳の子ども バファリンルナJ/小児用バファリンCII どちらもアセトアミノフェン単一成分
運転や仕事の前など、眠くなる成分を避けたい バファリンA、プレミアムDXクイック⁺、ルナi 眠くなる成分(アリルイソプロピルアセチル尿素)を含まない
カフェインを避けたい バファリンA、ルナJ 無水カフェインを含まない

※持病がある方、ほかの薬を飲んでいる方、妊娠中・授乳中の方は、購入前に薬剤師・登録販売者に相談してください。

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バファリンA(アスピリン)が15歳未満に使えない理由

バファリンAの添付文書では、15歳未満は服用しないこととされています。

アスピリンなどのサリチル酸系の解熱鎮痛薬は、水痘(水ぼうそう)やインフルエンザにかかった子どもが使うと、ライ症候群という重い病気との関連が指摘されています。

インフルエンザ等の急性発熱性疾患に罹患している15歳未満の小児等には、原則として、アスピリン等のサリチル酸系製剤、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸を使用しないこと。
出典:医薬品医療機器総合機構(PMDA)|ライ症候群等に関する注意喚起

子どもの発熱・痛みには、ルナJや小児用バファリンCIIなど、アセトアミノフェン単一成分で年齢に合った製品を選んでください。

👉 インフルエンザが疑われるときの解熱剤の選び方はこちら

👉 子どもに飲ませていい市販薬の年齢別一覧はこちら

 

バファリンプレミアムは眠くなる成分入り

バファリンプレミアムには、鎮痛作用を助ける「アリルイソプロピルアセチル尿素」が入っています。添付文書では、服用後に乗物や機械類の運転操作をしないこととされています(眠気などがあらわれることがあるため)。

同じシリーズでも、プレミアムDXクイック⁺とルナiには眠くなる成分は入っていません。

 

「バファリンEX」は製造終了

ロキソプロフェン(ロキソニンSと同じ成分)を配合した第1類医薬品「バファリンEX」は、ライオン公式サイトで製造終了品とされています。ロキソプロフェン配合の市販薬を探している場合は、ほかのメーカーの製品を薬剤師に相談してください。

👉 ロキソニン・イブ・タイレノールなど市販頭痛薬の選び方はこちら

 

ほかの薬との飲み合わせ

バファリンシリーズの添付文書では、ほかの解熱鎮痛薬やかぜ薬、鎮静薬などと一緒に飲まないこととされています。かぜ薬にもアセトアミノフェンやイブプロフェンが入っていることが多く、重ねて飲むと成分をとりすぎるおそれがあります。服用前後の飲酒も避けてください。

👉 市販風邪薬の選び方・成分の重複の注意点はこちら

 

妊娠中・授乳中の注意点

バファリンA・プレミアム・プレミアムDXクイック⁺・ルナiの添付文書では、、出産予定日12週以内の妊婦は服用しないこととされています。

それ以外の時期でも、妊娠中・授乳中の方は自己判断で飲まず、使う前に医師・薬剤師に相談してください。

 

👉 妊娠中に飲める市販薬まとめはこちら

 

よくある質問

Q. 子どもにバファリンAを飲ませてしまいました。どうすればいい?

A. 量にかかわらず、かかりつけの小児科や医療機関に相談してください。特に水痘やインフルエンザにかかっている、またはその疑いがある場合は、早めに連絡しましょう。

Q. バファリンとロキソニンはどちらが効きますか?

A. 現在販売されているバファリンシリーズにロキソプロフェン(ロキソニンの成分)配合の製品はなく、主成分が違うため単純には比べられません。痛みの種類や体質、ほかに飲んでいる薬によって合う薬は変わるので、購入時に薬剤師に相談してください。

Q. バファリンを毎日飲んでも大丈夫?

A. 添付文書では、長期間続けて飲まないこととされています。痛みで毎日飲む必要がある場合は、自己判断で続けず医療機関を受診してください。

 

まとめ

  • 「バファリン」は製品ごとに主成分が違う。成分表示と年齢欄を必ず確認
  • バファリンA(アスピリン)は15歳未満は服用しない
  • 子どもにはルナJ(7歳以上)・小児用バファリンCII(3歳以上)
  • プレミアムは眠くなる成分入り。服用後は運転しない
  • ほかの解熱鎮痛薬・かぜ薬との併用はしない
  • バファリンEX(ロキソプロフェン)は製造終了

 

👉 解熱剤の種類とアセトアミノフェン・ロキソニン・イブプロフェンの違いはこちら

 

参照元

 


【重要:免責事項とお願い】

この記事は薬剤師である監修者の知見に基づき、一般的な情報提供を目的として作成されています。

特定の症状や疾患の診断・治療を意図したものではありません。

個別の健康状態、薬剤の増量・減量、治療法については、必ず服用されている薬の主治医または薬剤師にご相談ください。
(※特に処方薬に関するアドバイスは、必ずお薬をもらった調剤薬局の薬剤師にご確認ください。)

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