

【監修・運営責任者】 現役 管理薬剤師 兼 運営マネージャー
- ✅ 運営責任者:当サイト管理薬剤師(現場経験15年以上)
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- ✔ 本記事は、公的データに基づき、監修者が内容の正確性と安全性を確認しています。
✔ 熱中症になりやすい人の特徴(高齢者・子ども・持病がある方)
✔ 高齢者の熱中症が屋内で多い理由
✔ お薬を飲んでいる方が特に注意すべき理由
✔ 「暑熱順化」ができていない時期のリスク
✔ 今日からできる予防習慣
熱中症は誰にでも起こりうる健康障害ですが、なりやすい人・重症化しやすい人には共通した特徴があります。
自分や家族が当てはまるかどうかを知っておくことは、予防の第一歩です。
熱中症になりやすいのは、高齢者・乳幼児・持病がある方・屋外での作業や運動をする方です。
特に高齢者は喉の渇きに気づきにくく体温調節機能が低下しているため、屋内にいても重症化するケースが多く報告されています。
また、特定の薬を服用中の方は、薬の作用によって発汗機能や体温調節に影響が出ることがあるため、通常より熱中症リスクが高まる場合があります。
熱中症になりやすい人の特徴
【図①】熱中症になりやすい人の特徴
| 対象 | リスクが高まる理由 |
|---|---|
| 高齢者 | 喉の渇きに気づきにくい・体温調節能力の低下・体内の水分量が若い成人より少なく、脱水の影響を受けやすい |
| 乳幼児・小児 | 体表面積が広く脱水が急速に進行しやすい・自分で体調を訴えられない |
| 持病のある方 | 糖尿病・心不全などで水分・電解質のバランスが崩れやすい |
| 部活動・屋外作業者 | 高温多湿の中で長時間活動する |
| 肥満傾向の方 | 体に熱がこもりやすい |
※図①:熱中症になりやすい人の特徴(gran-clinic.jp作成・各種専門家解説に基づく)
高齢者の熱中症、実は「屋内」が多い
高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくいという特徴があり、本人が「暑い」と自覚する前に体温が上昇していることがあります。
同居する家族や周囲の方が、室温や本人の様子に気を配ることも大切な予防策です。
薬を服用中の方が特に注意すべき理由
一部の薬(例:利尿作用のある薬、発汗に影響する薬など)は、体内の水分バランスや体温調節に影響する可能性があります。
普段から薬を服用している方、特に高齢者で複数の薬を服用している方は、服用中の薬が暑さによる体調変化に影響する可能性があるか、医師・薬剤師に相談すると安心です。
自己判断で薬の量を調整したり、暑い時期だからと服用を中断したりすることは避け、心配な点があれば必ず専門家に相談してください。
「暑熱順化」ができていない時期は特に危険
6月下旬〜7月上旬の梅雨明け直後は、熱中症・脱水症のリスクが急激に高まります。体がまだ暑さに慣れていない「暑熱順化」が不十分な時期だからです。
出典:熱中症と脱水症:梅雨明け~夏本番の注意点
体は徐々に暑さに慣れていく「暑熱順化」という仕組みを持っていますが、梅雨明け直後など急激に気温が上がる時期はこの適応が追いつかず、熱中症のリスクが特に高まります。
「まだ本格的な真夏ではないから大丈夫」と油断せず、気温の急上昇期こそ注意が必要です。
今日からできる予防習慣
【図②】熱中症予防のための日常習慣
- のどが渇く前にこまめに水分補給をする
- 汗を多くかくときは水分だけでなく塩分も補給する
- 室内ではエアコンなどを活用し、暑さを避ける環境を整える
- 外出時は通気性の良い服装・帽子や日傘を活用する
- 規則正しい食事をとる。水分は飲み物だけでなく、食事に含まれる水分からも補われています。
- 暑さに慣れていない時期(梅雨明け直後など)は特に注意する
- 高齢の家族がいる場合は室温・様子をこまめに確認する
※図②:熱中症予防のための日常習慣(gran-clinic.jp作成)
👉 熱中症対策の市販薬・経口補水液の選び方はこちら
👉 熱中症と脱水症の違いはこちら
すぐに救急要請すべき症状
⚠️ 以下の症状があれば直ちに119番通報してください:
- 意識がない・呼びかけに反応しない
- 自分で水分を摂取できない
- けいれんがある
- 体温が非常に高い、または明らかな体調悪化がある
まとめ|熱中症になりやすい人の特徴と予防
- 高齢者・乳幼児・持病のある方・屋外活動者は特にリスクが高い
- 高齢者の熱中症は屋内でも多く発生する。「家にいるから安心」とは限らない
- 薬を服用中の方は、暑い時期の体調管理について医師・薬剤師に相談すると安心
- 梅雨明け直後など「暑熱順化」ができていない時期は特に危険
- のどが渇く前のこまめな水分・塩分補給が基本の予防策
【重要:免責事項とお願い】
この記事は認定薬剤師である監修者の知見に基づき、一般的な情報提供を目的として作成されています。
特定の症状や疾患の診断・治療を意図したものではありません。
個別の健康状態、薬剤の増量・減量、治療法については、必ず服用されている薬の主治医または薬剤師にご相談ください。
(※特に処方薬に関するアドバイスは、必ずお薬をもらった調剤薬局の薬剤師にご確認ください。)






