【薬剤師監修】経口補水液とスポーツドリンクの違い|熱中症・下痢のときの使い分けと注意点

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  • ✔ 本記事は、厚生労働省・メーカー公開情報に基づき、監修者が内容の正確性と安全性を確認しています。

 

📋 この記事の結論
✔ 経口補水液は、脱水状態の水分・塩分補給のために作られた飲み物。OS-1は消費者庁許可の特別用途食品(病者用食品)
✔ スポーツドリンクは、運動時などの水分補給向けの清涼飲料水。製品によって塩分や糖分の量が違う
✔ 大量に汗をかいた・脱水が心配なときは経口補水液(厚生労働省)。ふだんの水分補給は水やお茶で
✔ 暑い場所の作業では、ナトリウム40〜80mg/100mLのスポーツドリンク・経口補水液などを20〜30分ごとに(厚生労働省の職場向け資料)
✔ 水分・塩分を制限されている人は、とり方を主治医に確認

 

「経口補水液とスポーツドリンクは何が違うの?」「熱中症対策にはどっちを飲めばいい?」と迷う方は多いと思います。

この記事では、厚生労働省の資料とメーカーの公開情報をもとに、経口補水液とスポーツドリンクの違いと、場面ごとの使い分けを整理します。

 

⚠️ 飲み物より救急車が先のとき
意識がない、呼びかけへの反応がおかしい、自力で水が飲めない、けいれんがあるときは、すぐに救急車を呼んでください。意識が悪い人には無理に飲ませないでください。

 

経口補水液とスポーツドリンクの違い

項目 経口補水液 スポーツドリンク
目的 脱水状態での水分・塩分(電解質)の補給・維持 運動時などの水分補給
中身 水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの(厚生労働省) 製品によって塩分・糖分の量が違う
分類の例 OS-1は消費者庁許可の特別用途食品(個別評価型病者用食品) 清涼飲料水

出典:厚生労働省「熱中症予防の普及啓発・注意喚起について」、大塚製薬工場「経口補水液オーエスワンシリーズの新たな表示許可取得に関するお知らせ」(2020年)

 

大塚製薬工場によると、OS-1は「軽度から中等度の脱水症」で水分と電解質を補給・維持するのに適した、脱水症の食事療法(経口補水療法)に用いる経口補水液として表示許可を受けています。

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場面ごとの使い分け

場面 飲み物の目安
ふだんの生活 水やお茶をこまめに。のどが渇く前に
暑い場所での作業・運動 0.1〜0.2%の食塩水、またはナトリウム40〜80mg/100mLのスポーツドリンク・経口補水液などを、20〜30分ごとにカップ1〜2杯程度(厚生労働省の職場向け資料)
大量に汗をかいた、熱中症かなと思ったとき 経口補水液(厚生労働省)
下痢・嘔吐で脱水が心配なとき 経口補水液。少しずつ飲む。飲めない・尿が少ないときは受診

スポーツドリンクを選ぶときは、栄養成分表示でナトリウム(食塩相当量)を確認すると、塩分の量の目安になります。

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経口補水液を飲むときの注意

  • ふだんの水分補給には水やお茶で:経口補水液は脱水状態のための飲み物です
  • 塩分・水分の制限がある人:腎臓病、心臓病、高血圧などで制限されている人は、使い方を主治医に相談
  • 少しずつ飲む:吐き気があるときは、一度にたくさん飲まず少量ずつ

👉 熱中症と脱水症の違いはこちら

 

まとめ

  • 経口補水液は脱水状態の水分・塩分補給のための飲み物
  • スポーツドリンクは運動時などの水分補給向け。塩分の量は製品で違う
  • 大量に汗をかいた・熱中症かなと思ったら経口補水液
  • ふだんは水やお茶をこまめに
  • 水分・塩分の制限がある人は主治医に相談

 

参照元

 


【重要:免責事項とお願い】

この記事は薬剤師である監修者の知見に基づき、一般的な情報提供を目的として作成されています。

特定の症状や疾患の診断・治療を意図したものではありません。

個別の健康状態、薬剤の増量・減量、治療法については、必ず服用されている薬の主治医または薬剤師にご相談ください。
(※特に処方薬に関するアドバイスは、必ずお薬をもらった調剤薬局の薬剤師にご確認ください。)

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