

【監修・運営責任者】 現役 管理薬剤師 兼 運営マネージャー
- ✅ 監修・運営責任者:佐藤(管理薬剤師・現場経験15年以上)
- ✅ 専門資格:研修認定薬剤師、認定実務実習指導薬剤師
- ✔ 15年以上にわたり、累計10万枚以上の処方箋を扱った豊富な臨床経験。
- ✔ 大学病院門前薬局での高度な専門処方(がん治療・難病薬)対応実績あり。
- ✔ 地域薬局・ドラッグストアでの一般の方への服薬指導・健康相談実績多数。
- ✔ 本記事は、添付文書・厚生労働省の公開情報に基づき、監修者が内容の正確性と安全性を確認しています。
✔ 応援後の不調は「のどの使いすぎ」「飲みすぎ・食べすぎ」「寝不足」に分けて対処する
✔ 声がれ・のどの痛みには、まず声を休める・のどを潤す。市販薬では、しわがれ声に使う漢方薬(響声破笛丸)や、トラネキサム酸を含むのどの薬が選択肢
✔ 二日酔いで胃がムカムカしているときに、空腹でロキソニンなどを飲むのは避ける
✔ 声が2週間以上戻らない、飲み込みにくい、黒い便・吐血、胸の痛みなどは受診を
大きな大会やプロ野球・サッカーの応援で思いきり声を出した翌日、「声がかれて出ない」「のどが痛い」「飲みすぎて胃がもたれる」「深夜観戦で眠い」と困ったことはありませんか。
この記事では、応援のあとに多い不調を原因別に分けて、市販薬の選び方とセルフケア、受診の目安を整理します。
⚠️ 受診してほしい症状
- 声がれが2週間以上続く、声がまったく出ない状態が続く
- 飲み込みにくい、息苦しい、高い熱がある
- 黒い便、血を吐いた、強い胃の痛み
- 胸の痛み・冷や汗、ろれつが回らない、意識がぼんやりする(すぐに救急車を)
声がれ・のどの痛み
まずはのどを休める
- できるだけ声を出さない(ひそひそ声も、のどの負担になることがあります)
- 水分をこまめにとり、部屋の加湿でのどの乾燥を防ぐ
- のどあめやトローチで口の中を潤す
- たばこ・お酒はしばらく控える
しわがれ声に使う漢方薬「響声破笛丸」
響声破笛丸(きょうせいはてきがん)は、しわがれ声やのどの不快感に使われる漢方薬です。用法・用量は製品ごとに決まっているので、説明書に従ってください。体質に合わない場合もあるため、持病がある方や、ほかに漢方薬を飲んでいる方は購入時に相談してください。
のどの腫れ・痛みにトラネキサム酸を含む薬
トラネキサム酸は、炎症をやわらげる目的でのどの薬に配合されている成分です。眠くなる成分を含まない製品もあります。
血栓のある人や、血栓症を起こすおそれのある人(ピルを飲んでいる人など)は、使う前に医師・薬剤師に相談してください。
二日酔い・胃もたれ
空腹でロキソニンなどを飲まない
ロキソニンやイブなどのNSAIDsは胃を荒らすことがあり、飲酒のあとや空腹のときは胃への負担が大きくなります。ロキソニンSの添付文書では、服用前後の飲酒を避けることとされています。まずは水分をとって休み、薬が必要なときは薬剤師に相談してください。
👉 ロキソニンを空腹で飲んでしまったときの対処法はこちら
胃もたれ・むかつきには胃腸薬
飲みすぎ・食べすぎの翌日の胃もたれやむかつきには、効能に「飲みすぎ」がある総合胃腸薬が選択肢です。持病がある方や、ほかに薬を飲んでいる方は、購入時に伝えてください。
👉 胃薬とアルコールの関係・飲み会後の胃薬はこちら
飲みすぎた翌日の過ごし方
- 迎え酒はしない
- 水分をこまめにとる
- おかゆ・うどん・みそ汁など、消化によいものから食べる
- 体内にお酒が残っている可能性があるときは、車の運転をしない
深夜観戦の寝不足
寝不足のときは、自分では大丈夫と思っていても、注意力や判断力が落ちていることがあります。車の運転や危険をともなう作業はできるだけ避けましょう。
カフェインのとりすぎに注意
コーヒー、エナジードリンク、眠気覚ましの薬を重ねると、カフェインが多くなりすぎることがあります。とりすぎると、動悸、手のふるえ、不眠、吐き気などの原因になります。
睡眠を取り戻す
昼休みに短い仮眠をとる、その日の夜は早めに寝るなど、少しずつ睡眠を取り戻しましょう。
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ふだんの薬を飲み忘れたとき
観戦に夢中で、ふだん飲んでいる薬を飲み忘れた場合は、2回分をまとめて飲まず、薬袋の指示を確認してください。
👉 薬の飲み忘れに気づいたときの対処法はこちら
観戦前にできる予防
- お酒は水と交互に飲み、空腹で飲み始めない
- のどを冷やしすぎない、こまめに水分をとる
- 翌日の予定を考えて、観戦のあとは早めに休む
まとめ
- 応援後の不調は、のど・胃・寝不足に分けて対処
- 声がれは声を休めてのどを潤す。響声破笛丸やトラネキサム酸を含む薬も選択肢
- 二日酔いで空腹のときにNSAIDsを飲まない
- 寝不足の日は運転を避け、カフェインのとりすぎに注意
- 声がれが2週間以上、飲み込みにくい、黒い便・吐血などは受診
参照元
【重要:免責事項とお願い】
この記事は薬剤師である監修者の知見に基づき、一般的な情報提供を目的として作成されています。
特定の症状や疾患の診断・治療を意図したものではありません。
個別の健康状態、薬剤の増量・減量、治療法については、必ず服用されている薬の主治医または薬剤師にご相談ください。
(※特に処方薬に関するアドバイスは、必ずお薬をもらった調剤薬局の薬剤師にご確認ください。)









