【薬剤師監修】家庭に常備しておきたい薬リスト|子どもがいる家庭の追加分と保管・点検のポイント

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  • ✔ 本記事は、薬剤師会・東京都・添付文書・メーカー公開情報に基づき、監修者が内容の正確性と安全性を確認しています。

 

📋 この記事の結論
✔ 基本は解熱鎮痛薬・かぜ薬・胃腸薬・整腸薬・外用薬(消毒薬・湿布)・絆創膏・体温計
✔ 子どもがいる家庭は子ども用の薬を別に。アスピリン入りの薬は子ども用に置かない
✔ 持病の薬を飲んでいる人・妊娠中の人は、そろえる前に医師・薬剤師に相談
✔ 保管は直射日光・湿気を避けた涼しい所、子どもの手の届かない所。他の容器に入れ替えない
✔ 年に1回は点検し、使用期限切れは処分。常備薬で良くならなければ受診

 

急な発熱や頭痛、腹痛は、夜間や休日など、すぐに受診できない時間に起こることもあります。最低限の常備薬をそろえておくと、いざというときに慌てずにすみます。

この記事では、薬剤師会や東京都、メーカーの公開情報と、市販薬の添付文書をもとに、家庭にそろえておきたい常備薬と、保管・点検のポイントを整理します。

 

⚠️ 常備薬は「初期対応」のためのもの
愛知県薬剤師会は、「常備薬を使ってもよくならない場合は、医師の診断を受けるように」とし、常備薬はプライマリーケア(初期対応)に使うものという認識が必要だとしています。高い熱が続く、激しい痛み、息苦しさがあるときは、常備薬で様子を見ずに受診してください。

 

家庭にそろえておきたい基本の常備薬

種類 例 選ぶときのポイント
解熱鎮痛薬 ロキソニンS、イブA錠、タイレノールAなど 多くは15歳以上用。子ども用は別に用意
かぜ薬 総合かぜ薬、症状に合わせた単剤 他の薬と成分が重ならないよう注意
胃腸薬 胃痛・胃もたれ・胸やけ用など 家族で使える年齢かを確認
整腸薬 乳酸菌などの整腸薬 下痢・便秘が気になる家庭に
外用薬 消毒薬、湿布、かゆみ止め、化膿した傷の薬 湿布にも年齢制限があるものがある
薬以外 絆創膏、包帯、ガーゼ、体温計、マスク、氷まくらなど 体温計は電池も確認

出典:愛知県薬剤師会、第一三共ヘルスケア、東京都南多摩保健所の公開情報をもとに作成

 

👉 ロキソニンとイブの違い・選び方はこちら

👉 市販のかぜ薬の選び方はこちら

👉 胃痛・胃もたれ・胸やけの胃薬の選び方はこちら

 

子どもがいる家庭で追加したいもの

東京都南多摩保健所は、子どもがいる家庭では、かぜ薬を大人用と子ども用に分けて準備する方法もあるとしています。

  • 子ども用の解熱剤:アセトアミノフェンの子ども用製品(飲み薬・坐薬)。使える年齢を確認
  • 子ども用のかぜ薬・鼻炎薬:2歳未満は医師の診療を優先するものが多い
  • 経口補水液:下痢や嘔吐のときの水分補給に

 

愛知県薬剤師会は、小児にはアスピリンを使わないとされているため、アスピリン入りの薬を子ども用の常備薬として置かないよう注意を促しています。大人用の薬を減らして子どもに飲ませるのもやめましょう。

👉 子どもに飲ませていい市販薬・飲めない薬はこちら

👉 解熱剤の坐薬の使い方はこちら

👉 胃腸炎の嘔吐・下痢と水分補給はこちら

 

持病がある人・妊娠中の人は事前に相談

東京都南多摩保健所は、持病で薬を飲んでいる人は飲み合わせのリスクがあるため、購入前にかかりつけ医や薬剤師に相談するよう勧めています。また、妊娠中の人は、常備する薬の種類を産婦人科の医師に相談して決めるとしています。

お薬手帳を持って、かかりつけの薬局で「常備薬に何を置けばいいか」を相談すると安心です。

👉 妊娠中の市販薬の考え方はこちら

 

正しい保管のしかた

市販薬の説明書(例:ロキソニンS)には、次のような「保管及び取扱い上の注意」が書かれています。

  • 直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管する
  • 小児の手の届かない所に保管する
  • 他の容器に入れ替えない(誤用の原因になったり品質が変わったりするため)
  • 表示の使用期限を過ぎた製品は使用しない

保管の条件は製品によって違うことがあります。冷蔵などの指示があるものは、その製品の説明書に従ってください。

 

💡 説明書と外箱も一緒に:第一三共ヘルスケアは、添付文書と外箱も一緒に保管し、使うときに注意事項を確認するようすすめています。愛知県薬剤師会も、説明書は捨てずに保管するとしています。

 

点検と使用期限の管理

  • 年に1回は点検:第一三共ヘルスケアは、年に1回は点検して補充し、古くなったものは捨てるようすすめています。防災の日など、毎年決まった日に点検すると忘れにくくなります
  • 小さい包装を選ぶ:使い切れずに期限が切れるのを防げます(愛知県薬剤師会)
  • 期限の表示がないもの:購入日を書いておくと安心です(愛知県薬剤師会)

 

まとめ

  • 基本は解熱鎮痛薬・かぜ薬・胃腸薬・整腸薬・外用薬・絆創膏・体温計
  • 子ども用の薬は大人用と分けて準備。アスピリン入りの薬は子ども用に置かない
  • 持病の薬を飲んでいる人・妊娠中の人は、そろえる前に相談
  • 直射日光と湿気を避け、子どもの手の届かない所に。他の容器に入れ替えない
  • 年に1回は点検。常備薬を使っても良くならなければ受診

 

参照元

 


【重要:免責事項とお願い】

この記事は薬剤師である監修者の知見に基づき、一般的な情報提供を目的として作成されています。

特定の症状や疾患の診断・治療を意図したものではありません。

個別の健康状態、薬剤の増量・減量、治療法については、必ず服用されている薬の主治医または薬剤師にご相談ください。
(※特に処方薬に関するアドバイスは、必ずお薬をもらった調剤薬局の薬剤師にご確認ください。)

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